出会って5秒でバトル。第55-2話です。
前回の話は、こちらから読めます。
【出会って5秒でバトル】55話-1 激突!ユーリチーム&アキラ
前回は、ユーリとアキラサイドの話でした。
今回はちょっと時系列を戻してリンゴVS桃子です。
話はこちらの続きですね。
【出会って5秒でバトル】第53話後編 桃子の真実と白鷺の交渉
太郎を奪いかえしに、りんごが桃子と対峙。
いよいよバトルスタートです。
遂に、りんごのコピー能力の真価が発揮される!
桃子と対峙する、りんご。
桃子の手には、太郎が抱かれている。
桃子「この子を奪い返す・・・?あなたの、[相手の能力を10分の1でコピーする]劣化コピー能力でどうやって?」
りんご「・・・・そ、それは・・・。」
桃子「まあいいわ。それよりあなた・・さっきの言葉。まだ何も終わっていないってどういう意味?」
「その内容次第では、あなたから色々と聞き出さないといけない。」
膨れ上がる、殺気!
先手は桃子の大砲!
必死でかわす、りんご。
怒涛の大砲攻撃。必死で逃げることしか出来ない。
嘲笑するように、桃子は告げる。
「どうしたの?逃げてばかりじゃあ、この子は奪い返せないわよ?」
隠れるりんごは、恐怖で震えていた。
「あの目・・・本気だ。足を狙って、動けなくしてからどんなことをしてでも情報を引き出す気だ。」
「怖い・・・やっぱり私には無理です。アキラさん・・・・。」
回想シーン
アキラ「自信がない?」
りんご「はい。万が一が起きたときにリーダーのそばにだれかが付いていないといけないのはわかるんですが、私の能力じゃあとても・・・。」
アキラ「でも、他のメンバーはすでに役割分担したあとだからな。この役目はりんごにしかできない。」
「それに、そのコピー能力もそんなに悪いものじゃない。使ってみればわかるさ。」
再びリアルタイム
りんご(でもアキラさん・・・。この威力の攻撃に、10分の1じゃあどうしようもないですよ)
さらに激しさを増す、大砲攻撃。
桃子「りんごちゃん・・・。つい衝動的に行動しちゃったのよね?こちらの質問に答えてくれれば、攻撃はやめるわ。」
「勇人さんじゃないなら、緑の王はだれ?」
桃子の目的は、明白だった。
これに対して、りんごは決意を新たにする。
りんご(そうよ・・・!私から情報を得られなくても、きっとあの人はアキラさん達を追う。リーダーが倒れたときにそれを足止めするのが私の役目だから・・・!!)
桃子の前に姿を見せる、りんご。
「言えません・・・!それに、太郎は返してもらいます!」
(わたしは・・・リーダーが命懸けで守った太郎を取り返したい!!)
桃子「そう・・・。仕方ないわね。」
大砲を構える、桃子。
りんご「きた・・・!もう、後戻りできない。アキラさん、力を貸してくださいっ!!」
ドドドッドガッ!!
桃子の後ろの崖が崩れる。
驚く、桃子。
「こ・・これは?」
「まさか、あの子がやったの?」
りんごの手には、10分の1サイズの大砲。
それを見て、りんごは気づく。
この能力で大砲のサイズは10分の1になってる。でも、次の発射に必要なリロード時間も10分の1に!
連射精度が上がっている!
これなら、戦える!
桃子「認識を改める必要があるわね・・・。あの子達の邪魔になるようなら、ここで排除する!」
桃子vsりんごのバトルが加速する!
第55話-2 感想
10分の1のコピー能力、全てが10分の1ってことですね。
でも、射速が10分の1にはならないんですね。
色々、都合のいいように10分の1になってるようですね(笑)
これで、桃子とりんごのアドバンテージはあまりないような気がしますね。
ただ、太郎を取り返さないといけないのに巻き添えにしちゃいそうな勢いですわ。
さて、この戦いはどうなるのか?
次回はこちらから読めます。
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