ケンガンアシュラ第210話前編(20171207最新)のネタバレ・感想をお送りします。
桐生刹那から、十鬼蛇二虎の殺害を裏で操っていたのは刹那だったと聞かされ、またその場にもう一人の「二虎」を名乗る男がいたことを思い出す王馬。
桐生刹那は、その真の二虎を名乗る男によって王馬と同じ二虎流を習得していたのだった。
そして、王馬が知る、真の二虎との出会いとは?
[box06 title=”前回の話を読む”]【ケンガンアシュラ】第209話後編 十鬼蛇二虎を巡る真実 [/box06]
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回想ー真の二虎を名乗る男との出会い
それは、森での修業で二虎流の奥義を王馬が習得してから数日後のことだった。
奥義習得の際に二虎・王馬ともに消耗していたため、二虎から王馬は「くれぐれも無理はするな」と忠告を受けていた。
そんな中、王馬は自分の体調を確認すべく技の鍛練をしていた・・・。
王馬「よし。だいぶ力が戻ってきた。」
周囲には、技の練習台となった瓦礫が散乱している。
奥義を習得した王馬だったが、二虎にはまだまだ届かないということを感じていた。
いつか必ず、二虎を超える。
その時、王馬の背後から近づく影。
???「よう、お前が王馬か?」
王馬は戦慄した。
何も感じなかったのだ。「中」で育った王馬は、過酷な環境で生き抜くために危険を察知する能力が飛躍的に向上していた。
だが、背後から現れたこの男はそれを易々と突破した。
王馬、最警戒をして、向かい合う。
??「フフ・・。そう構えるなって。」
王馬のことをずっと見ていたと語る、この男は、森での修業、奥義の伝承のことまで知っていた。
王馬は驚く。
王馬「テメエ、なんで知ってやがる?」
??「あいつの糞奥義なんて忘れちまえ。俺が本物の二虎だ。」
王馬「なに?ふざけたこといってんじゃ・・。」
瞬鉄・砕
ドゴッ!!
本物の二虎を名乗る男の技を受け、ふっとぶ王馬。
本物の二虎「いやー、弱いなあ。弱すぎる。」
「あの馬鹿は、弟子一人まともに育てられないのかよ。俺がお前を強くしてやる。」
王馬「テメエ、二虎のなんなんだ!?」
本物の二虎「おいおーい?話を聞いてなかったのか?だから、おれが本物の二虎だって。」
おどけた様子で話す、本物の二虎に、王馬は苛立ちを隠せず仕掛ける!!
二虎流火天ノ型・烈火
だが、この攻撃は簡単に本物の二虎に防がれてしまう!!
そして、王馬の心臓に本物の二虎の強烈な一撃が入った!!
その時、王馬の体に異変が・・・。そう、あの「憑神」と呼ばれる状態に。
王馬「テメエ、何しやがった?」
本物の二虎「これで、お前に神が宿った。アイツの偽物とはモノがちがうぜ。」
王馬「!?何言ってやがる!?」
その時、王馬は意識を失う・・・。
本物の二虎「じゃあな、虎の器。」
謎の言葉を残し、本物の二虎と名乗る男は立ち去っていった・・。
これが、王馬が知る本物の二虎と名乗る男の全て。
・・・・・・・・・・・場面は現在へ。
山下「え?ええ?二虎って人は、王馬さんの師匠なんですよね?本物の二虎ってどういうことなんですか?」
王馬「さあな。本物の二虎を名乗ったアイツが何物なのか、結局わからずじまいだった。」
回想に出てきた本物の二虎とは、王馬の師匠の二虎とは無関係ではない。
そして・・。
王馬「ようやくわかったぜ、桐生刹那。お前が使う二虎流によく似た技は、アイツから教わったんだな?」
刹那「王馬君。君は、騙されている。」
そして桐生刹那は、真実を語りはじめた・・・。
第210話前編・感想
本物の二虎と名乗る男が、王馬に「前借り(憑き神)」を授けたってことですね。
そして、憑き神は、前回の話でも出てきたとおり、王馬の師匠の二虎も知っていました。
もしかしたら、同門で二虎というのは奥義を継承したものの名前なのかもしれませんね。
ここで王馬と刹那の因縁に終止符がうたれ、次に本物の二虎が出てくる展開のような気がしますね・・・・!
[box06 title=”次の話を読む”]【ケンガンアシュラ】第210話後編 桐生刹那との戦いと、王馬の暴走[/box06]
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