今回は、ケンガンアシュラ第210話後編、桐生刹那と十鬼蛇王馬の戦い・そして暴走です。
前回、「本物の二虎」と名乗る男に奇妙な技を叩きこまれた王馬。
それは、「前借り」と呼んでいた技だった。
10年前、刹那と王馬の間に何があったのか?それが明かされる。
[box06 title=”以前の話を読む”]【ケンガンアシュラ】第210話前編 本物の二虎[/box06]
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桐生刹那の執念。「本物の二虎」と「狐影流」
桐生刹那は、十鬼蛇二虎と修行をする王馬を影から観察していた。
刹那「あれが・・・僕の神?なぜ、あんなに堕落してしまった?」
「あの男か・・!!奴が僕の神を堕落させたんだ。」
「殺そう、あの男を。」
そのとき、背後に謎の男が。
??「やめときな坊主。今のお前じゃ無駄死にするだけだ。」
不意にナイフで反撃する刹那。そのナイフをいとも簡単に受け止める謎の男。
それは、「本物の二虎」と名乗った男だった。
本物の二虎「俺が、お前に力を与えてやる。悪魔を殺す力を。」
そして、「本物の二虎」から過去の二虎流の話を吹き込まれ、さらにその男から王馬が二虎流と呼んでいる技を習得した。
さらに、狐影流の「平良厳山」を紹介され、桐生刹那は2つの流派の奥義を修めていた。
そして、場面は現在から10年前、王馬が「本物の二虎」と戦ったときに移る。
謎の技を食らった王馬は、「本物の二虎」を探していた。
そこに桐生刹那が現れる。
刹那「手ひどくやられたね。王馬君。」
「・・・悲しいよ。直視に耐えない。」
「わかっているよ君は悪くない。悪いのはあの悪魔だ。」
王馬「??意味がわからねえよ!イカレた野郎の相手をしている暇はねえんだ!」
刹那「悪魔を殺す前に君に再会するなんて。いや、これは運命か。」
「かつての君が戻るなら、十鬼蛇二虎なんてどうでもいい。あの人には悪いけど。」
王馬は身構える。
「てめえ!あの野郎の仲間か!?」
そのとき、刹那が仕掛ける!瞬きの間に移動し、王馬を攻める。
しかし、王馬は「本物の二虎」を探すために「逃げ」の一手を取る。
二虎流火天の型、烈火!
この動きに対して、刹那も同じく烈火を使いさらに王馬を追い詰める!!
そして、せめ続ける刹那に王馬は防戦一方。そのとき、刹那の羅刹掌が王馬の心臓をとらえた!!
ドクンッ!!
そのとき、王馬の体に変化が起きる。
そう、王馬自身が「前借り」と呼んでいた状態。「憑神」の状態である。
そして、暴走が始まる・・・!
第210話後編感想・考察
時系列が飛びまわるのでちょっとややこしい回想になってますね。
桐生刹那は、「本物の二虎」と出会い、二虎流を習得していたようです。
それはおそらく、「本物の二虎」が王馬の師である二虎を殺すための布石だったのでしょう。
そして「本物の二虎」に師事して二虎流を習得した刹那はさらに狐影流もマスター。
その状態で「現在」から10年前の、王馬が「本物の二虎」と出会ったときに刹那が現れたと。
王馬の憑神を目覚めさせたのは刹那の羅刹掌。
まさに暴走モードですね。
そしてこの先に、刹那が王馬にボコボコにやられる未来が待っています。
果たして王馬の師匠の二虎は?
そして「本物の二虎」と名乗ったあの男はどこに行ったのか。
確実に今後のストーリーに出てくるでしょう。
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