第206話 滅堂の牙・加納アギト至高に至る のネタバレ感想をお送りします。
前回では、初見の奥義すら加納アギトの前に潰されてしまいました。
必死に食らいつく初見に対して、加納アギトは「お前の犠牲により完成した」と言い放ちます。
ついに決着の時が来た【加納VS初見】。
では、第206話のネタばれ・感想をどうぞ。
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加納アギト、進化の秘密
時は遡り、前【滅堂の牙】王森との試合前鍛練のとき。
王森から、加納アギトのスタイル【無形】の弱点を指摘される。
【無形】は確かにあらゆる戦闘スタイルの的に順次対応できる柔軟さがある。しかしその為に「あらゆる対処を思考」する必要が出てきてしまうのだった。
考える時間があるということは、対処が遅れるということ。
1対1のただの立ち合いであればそれも有効であろうが、ことトーナメントとなると対処の遅れによる無用な被弾がダメージとして蓄積されるため試合が進むにつれて不利となるのだ。
そのことを、初見泉との戦いの前に王森に指摘されていた。
そして・・・
王森「このファイトスタイルならば、【あの技】がより有効に使えるはずだ」
「御前の御為。勝利のため。 プライドを捨てろ。」
*******試合********
加納「礼を言おう。貴様の犠牲が私を進化させた。」
「貴様は見事、役目を果たしたのだ。」
動揺する、乃木。
「バカなッ!星落としが破られた?そんな馬鹿なッ!!」
対の先の極み。
技の起こりをとらえ、相手より先に攻撃を当てる技術である。
しかし、それだけでは説明のつかない攻撃の速さ・・・。
必死に食らいつく、初見。まだ試合を諦めたわけではなかった。
初見「ったく、ダサすぎるぜ、俺。こんなに必死になっちまって。」
腰を抑えることで、重心の移動が発生(技の起こり)したときに即座に対処できるようにしているのだ。
逆転の一手を放つために。
そして、その時は来た。
加納の重心が下がった一瞬をとらえ、初見が技をかけようとしたその時!!!
すでに加納は技を当てていた。
寸勁。
それは、ゼロ距離で最大の威力を発揮する技術である。
寸勁を喰らい、バックステップを踏む初見に対して、追撃をかける加納。
迎え撃つ初見に対し、加納はミドルキックからのハイキックのコンビネーションで意識を刈り取る。
ついに、初見泉は倒れ伏した。
試合終了。終わって見れば一方的な試合展開となっていた・・・・。
そして、この試合で加納はすべてのレンジで一撃必殺の武器を持っていることが判明してしまった。
王馬「思った以上に厄介だぜ。」
「超至近距離から遠距離まで、すべての攻撃が必殺技級の威力だ。どの間合いにも隙がねえ上に、どの技からも連撃に繋げてきやがる。」
それにーー奴には、もうひとつ武器がある。
第206話感想
ケンガンアシュラ第206話。
始まる前はかなりの激戦が予測されましたが、終わってみれば圧勝でしたね。
しかし、もう少しは初見に見せ場があってもよかったような・・・。
ダメージをまったく与えられていないような描写ですね。
初見も、かなりの実力者。
相性以前にまったく相手になってませんでしたからね。
あと残っているのは必殺「爆芯」を持つ若槻と黒木、そして王馬の宿敵:桐生刹那。
黒木玄斉についてはこちらの記事の試合を参照ください。
若槻はすでにこれまでの試合で負傷している身。
黒木と桐生は、圧倒的な試合運びをしていたのでほぼノーダメージ。
王馬も覚醒した。
今後の試合展開はどうなるのか?
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