ケンガンアシュラ第209話後編です。
前回の話はこちらから読めます。
前回の話から、10年前の因縁に決着をつけるべく対峙した王馬と刹那。
その戦いは、二虎流同士の戦いとなっていた。
十鬼蛇二虎の呪いに囚われている。
そういう刹那の真意とは?
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二虎の死の真実。
王馬「二虎の呪い?何の話だ?」
「二虎は、とっくに死んでんだぜ?」
刹那「ああ、十鬼蛇 二虎は十年前に死んだ。」
「そう、確かに死んだはずなんだ。どうしてやつがここにいる?」
相変わらず、言動がおかしい桐生刹那。
王馬「・・・・二虎は死んだよ。俺を救うためにな。」
時は遡り、10年前。
二虎「~~~~~!!!!」
「王馬・・・!?お前・・・・・!!!」
そこには、「前借り(憑き神)」を使って暴走している王馬と、その手には刹那。
刹那「素晴らしいよ。どうかこのまま僕を殺してくれ・・・・」
二虎「王馬ッ・・・・!どうしてお前が憑神を!!!」
動揺する、二虎。
二虎「よせッッッ!!!それを使うな王馬!!!」
様子がおかしい、王馬。
王馬「・・・・ガタガタうるせえよ。」
「・・・・・?誰だお前?」
二虎「・・・・記憶の混濁が始まっているな。・・・仕方ねえ。」
「ちょっと荒っぽくなるぜ。」
王馬(二虎は、暴走した俺を止めようとした。)
王馬「おかげで俺は死なずにすんだが、二虎は重傷を負った。」
「そして、傷が治らねえままお前の師匠と戦って死んだ。」
山下(そ・・・・ 二人には、そんな因縁があったのか。つまり、この戦いは十年前から続く因縁の勝負ってことか。)
大きくため息をつく、刹那。
「いや、失礼。正直、がっかりしているんだ。」
「まさか、十鬼蛇二虎が生き延びていたなんて・・・」
山下(???さっきから何を言っているんだ桐生くんは?王馬さん自身が師匠は亡くなったって言っているのに・・・)
刹那「あの日、十鬼蛇二虎は死んだはずだった。忌ま忌ましい呪いを君にかけたまま、生き延びていたとは予想外だったよ。」
「当時、奴を殺すために随分と苦心したんだけどな。」
[ad#adsense]これにはさすがに驚く、王馬。
「テメエ、今、なんて?」
そして明かされる、衝撃の事実。
王馬に殺されたいがゆえに、刹那は十鬼蛇二虎を殺すことを決めた。
そして、そのために自分の師匠を使ったのだ。
その布石を作ったのは、王馬に憑神を授けたあの男!!!
そして、その男は10年前のあの現場にもいた!?
第209話後編の感想
後編ですが、刹那の異常さが浮き彫りになってきましたね。
王馬のストーカーにもほどがあるでしょwww
王馬に殺されるために、師匠を殺し、その敵となるのが目的だったようですね。
そして、そのそれすらも刹那に二虎流を伝授した「真の二虎」と呼ばれる男の計画のうちにも思えます。
ただ、その男はこのケンガントーナメントには出てきていない。
いや、決勝のあたりで乱入してくるのか?
桐生刹那が山下和夫を十鬼蛇二虎と認識している以上、この戦いはさけられない。
憑神を発動し、この戦いに終止符をうつのか?
それとも、二虎流の奥義で締めくくるのか。
次回は更新したらこちらから読めます。
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