今日は、会社の仕事で使っているWindows10タブレットのことを。
Windows10のタブレットを会社の製造システムで使うことになり、安価なタブレットを探していました。
その中で、Acer IconiaTab8wという機種を選定し、使うことに。
AcerIconiaTab8Wは、すでに在庫も少しなうえにちょっと古い機種なのでいまさら買う人はいないと思いますけど。
このタブレットで初めてWindows10のタブレットに触ることに。
ネット接続は導入後2ヶ月くらいは特に問題なく動いていたんですけど、最近になって突然ネットワークにつながらなくなるという事態に。
これについて色々とネットでも探って対処をしたのですが、いまだに不安定な状況。
とはいっても異常の頻度は下がったのでいったんまとめてみたいと思います。
[ad#adsense]Windows10タブレットでネット接続できないときの基本的な対策!
まずは、基本的な対策から。
Windowsタブレットは、基本的にネット接続は無線LANとなっています。
会社で使うときはまず、ネット接続用の「ipアドレス」を取得します。
会社によっては、タブレット1台ごとに申請をしてipアドレスをDHCP動的取得とするところもあります。
または、個別にipアドレスを固定で取得し、「固定ip」として設定をするかの2択です。
ここではその接続設定方法についての説明は省きます。
ネット接続できない、というのは最初から接続できないときは会社でも担当の人がやってくれるので問題ないでしょう。
問題となるのは、「突然、つながらなくなった」という状況のときです。
突然つながらなくなったら、まずはネットワークの状況を確認。
無線LANでつないでいる場合、まずは電波マークを確認しましょう。
たいていの場合、右下に電波アイコンがあると思います。
これが、画像のような表示になっているか、確認しましょう。もし、灰色になっていたらネットワークに接続できていないのでその部分をクリックし、接続対象のSSIDを選択して再度接続を試行しましょう。
これでも駄目な場合、親機自体が不具合になっている場合があります。
親機の電源OFF/ONを試してみましょう。どうしょうか?上の画像の状態に戻ったら、ネットワークにはつながっていると見ても良いでしょう。
[ad#adsenes]Windows10のバグ?制限つきアクセスとなった場合の対処法!
基本的な対策としては、ネットでちょっと調べればすぐに出てきます。
やっかいなのは、この「制限あり」状態になったとき。
画像のように、「インターネットなし」となっています。これは、どういう状態かというと、親機とタブレットは通信しているものの、ipアドレスをうまく取得できないためにインターネットにつなぎにいけない状態を意味します。
これに対する対策としては、まずはipアドレスの取得方法を探る必要があります。
1.ipアドレスは直接指定としている(固定ip)
固定ipの場合、DHCPスイッチによる振り分けミス・異常の可能性はないので無線LANドライバーもしくは親機のファームウエアを疑うことになります。
これについては次項にて。
2.ipアドレスはDHCPスイッチによって自動取得としている
家庭用や大きめの会社であれば、こういった状態になっているのではないでしょうか。
自動取得ということは、場合によってはうまく取得できないことがある、ということ。
そこでこの場合はいったんテスト的に固定ipアドレスを設定して接続できるかを確認しましょう。
これで接続できるようならば、DHCP取得がうまくいっていないので、すべての端末を固定ipとするか、もしくはDHCPスイッチを調査することになります。
無線LANドライバーを最新版に変更してみる!
ここからは少し専門的になってきますが、対象タブレット端末のメーカーホームページに行き、最新の無線LANドライバーを入手してインストールするのもひとつです。
ここで注意なのが、無線LANドライバーだけでおいてあるメーカーと、他のドライバーとセットになっていて「無線LANドライバー」という名前で公開されていない場合があるということです。
ちなみにAcerは後者でしたのでメーカーのサポートデスクに連絡して無線LANドライバーを最新に上げるためのインストーラはどれか、聞きました。
SerialIOドライバーという名前でした。
私の場合は、このドライバーを更新してもいまだにネットワーク接続が不安定な状態ですが・・・。
ネットで見る限り、これで直った事例もあるようです。メーカーによるのかな?
[ad#adsense]無線LANドライバーを入れなおす。
上の対策と似通っていますが、ちょっと違います。
単純に最新ドライバーを入れても駄目な場合、いったん現在の無線LANドライバーをアンインストールしましょう。
やり方は、プログラムの追加と削除ではなく、「デバイスマネージャー」から実施します。
ネットワークアダプターという箇所に、無線LAN搭載機種であれば「Wifi」などの文字が入った項目が表示されます。
これは有線LANのものですがだいたい同じなので・・・・。
「ドライバーの更新」はたいがい役に立ちません。無視してかまいません。
ここからは自己責任になりますが・・・・。
まずは「無効」ボタンをクリックしてドライバを無効化。次に「削除」ボタンにて削除します。
次が肝心。最新のドライバーを「上書き」しても駄目だった場合はこの削除後に自動で再インストールさせます。
ドライバーを削除すると、当然のごとくデバイスマネージャーの項目からは消えます。
そこで、デバイスマネージャーの一番上の項目を右クリック、「ハードウエア更新のスキャン」を実行します。
「ハードウエア更新のスキャン」を実行すると、削除したドライバーが再度復活します!!
削除からこの方法で復旧すると、直る場合があるようです。
これでもだめならこちら!!
正直、上記対策はまだ一般的な部類。
次の対策はこちらです。
Windows10の無線LANを最大パフォーマンスに!
タブレットということで、消費電力を抑えるため、無線LANが自動的にオフになる機能が仕込まれています。
ただ、この機能はあくまで残量が少なくなってきたときに動く機能のはずなのですが・・・
1.無線LANの設定を変更
コントロールパネル⇒ハードウエアとサウンド⇒「
デバイスマネージャー⇒ネットワークアダプター⇒
⇒電源の管理タブにて「
2.電源のオプションを変更
コントロールパネル⇒ハードウエアとサウンド⇒電源オプション⇒
無線LANドライバーの詳細設定を変更する!
上記対策でも駄目なときは、こちらも実施してみてください。
1.コントロールパネル⇒ハードウエアとサウンド⇒「
デバイスマネージャー⇒ネットワークアダプター⇒
⇒詳細設定タブ⇒Minimum Power Consumption(省電力設定)
2.WMMをDisabled(無効)
無線LANネットワークの詳細設定を変更する!
コントロールパネル⇒ネットワークとインターネット⇒ネットワークと共有センター⇒該当のネットワークを選択⇒プロパティ⇒詳細設定⇒ipv4をダブルクリック⇒詳細設定ボタン⇒WINSタブ⇒NetBIOS over TCP/IPを有効にするを選択、OK
この設定は共有フォルダ・共有プリンタを使うときは有効にしておかないといけません。
なんらかの要因により規定値でうまく有効にならなかったときに異常が発生しているのかも?
試してみてください。ちなみに共有フォルダ等を見に行かないときは「無効」にしていてもかまいません。
最終手段!システムの復元、またはリフレッシュを実施する
これでも直らないときは残念ですがシステムの復元を試してみるしかありません。
私の場合は社内システム用なので1台10分くらいで設定可能・・・・。
最悪、リフレッシュかけて初期状態に戻し、再度設定するのもひとつの手かと思っています。
デスクトップPCやノートPCであれば、有線LANで代用する手も可能なのですが・・・・。
または、USBが挿せるタイプのタブレットであれば、外付け子機を着けてみるのもいいかもしれません。
内臓子機だけが調子悪いということもありますから。
Windows10タブレットでネットに突然繋がらないトラブルまとめ
現状、色んな情報が行きかっていますが、機種によっては直った施策も、他の機種では通じない、といったこともおきています。
現在も随時調査しているので調査が進みしだい、新たな対策を追記したいと思います。