10月5日公開、第36話「花弁はなぜ舞い散るのか」 ネタばれ・感想をお送りします。
前回の話ではようやく仲間が一人復帰。満身創痍でしたが・・・。
偉人の杜が敵にまわってしまい、わずかな味方とともに反撃の施策を考える東耶。
最後に、すべての廻りものをせん滅する策を東耶が披露しかけるところで終わりました。
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では、ネタばれのほうからいきます。
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第36話ネタばれ
東耶は、北束に連れられてとある場所に出向いた。
それは、最初に灰都と出くわした場所。アルバート・フィッシュとの邂逅の場所だった。
そこで北束の部隊の天才科学者とともに、現状知りうるだけでの「輪廻の枝」と「廻りもの」についての考察を聞かされる。
彼いわく、廻りものの発するパワーや、起こす現象に使用されるエネルギーはどこから来るのか?
それは、自身の周囲のものすべて!!
これは仮説となるが、実際にアルバート・フィッシュのあらわれた場所のコンクリートが異常にもろくなっていた。
これを「物体の過疎化」と命名。この結果から導き出されたのが、廻りものは周囲の物体を分解して再構成・自身のエネルギーに変えているという結論。
これにより・・・廻りものには現実的にエネルギー切れというものが存在しないため、対抗策がないように思える。
しかし、ここでもう一つの実験結果。
「輪廻の枝」に「輪廻の枝」をぶつけると壊れて花弁となって消えたのだ。
再度実験すると、花弁となったときにその花弁が流れる方向が同じだったという結論。
つまり、その先には「輪廻の枝」ならぬ「輪廻の樹」と呼ばれる大本の存在があるのでは?ということ。
そして、それを破壊することですべての廻りものは消滅するのでは・・・という結論だった。
これを裏付けるのが、北束の部隊が一時拘束していたノストラダムスの予言。
「花弁には花あり
花には枝あり
枝には樹あり
そしてすべては種にて始まり終わりあり」
これを見る限り、最終的に「輪廻の樹の種」を破壊するとすべてが終わるとされている。
輪廻の枝を破壊した時の花弁の行方を探ることでこの「輪廻の樹」の場所へ
たどりつく必要があるが、その為にはかなりの数の枝が必要になってくる。
そこで、野良の廻りものを討伐し、枝を手に入れようということだった。
その実働部隊として、同じ廻りものである灰都やアイン、そして東耶に協力してもらう・・・という話。
これに対して、一瞬の逡巡も見せずに東耶は答える。
「やりましょう。廻りものの撲滅。」
「どうせ、廻りものは一度死んでいるのだから、今更どうしようもないですよ」
と。北束は一瞬、その返答に苦悶の表情を浮かべる・・・。
36話ネタばれ感想・考察
35話の東耶の発言の裏どりでしたね。
しかし、この途中の花弁には花あり~は以前にもどこかでノストラダムスが言っていたような気がします。
ただ、枝を破壊することで花弁が舞い、その方向で樹の場所を割り出すとなると、途方もない数の枝が必要な気がしますね。
下手すると、この状況は「ノイマン2」を泳がせることで本体のノイマンに察知されている可能性もあります。
ちょっと深読みしすぎ?
どちらにしろ、元偉人の杜メンバーが回復次第、各地の廻りものを掃討する作戦に移行しそうですね。
ただ、武蔵(=灰都)が覚醒してから不穏な気配を醸していますけど・・・・。
もしかして、過去にナイチンゲールに治癒受けてた?
野良の廻りものを刈っていく部分に描写を割いていなければ、いよいよ完結も近そう。
ここで野良の廻りもの狩りにからませて伏線を用意するならまだまだ先は長そうですけどね・・・。
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